STAFF & CAST|キャスト&スタッフ

  • ウェイ・ダーション監督
  • ファン・イーチェン
  • 田中千絵
  • 中孝介
  • バンドメンバー

監督・脚本
ウェイ・ダーション(魏徳聖) WEI Te-Sheng

1968年8月16日生まれ。台湾の巨匠、故・エドワード・ヤン監督の『カップルズ』(96)の助監督を務める。短編『七月天(原題)』(99)では台湾映画界に衝撃を与え、エドワード・ヤン監督の後継と称される。02年、チェン・クーフー(陳國富)監督作『ダブル・ビジョン』の企画を担当。04年、次回作となる『賽鄹克・巴莢<セーダッカ・バライ>(原題)』の5分間の予告編を発表。再度、台湾映画界に衝撃を与える。霧社事件を題材とする『賽鄹克・巴莢』は第7回香港亞洲電影投資會(HAF)が資金調達をサポートするアジア作品に選定されている。長編第一作品の本作では約1億5000万円の製作費で撮影、「台湾映画界が期待し、長年待ち望んでいた映画が出来上がった」との賛辞を受ける。第45回台湾金馬奨にて優れた台湾映画人に贈られる、08年度台湾傑出電影工作者受賞。


阿嘉(アガ)
失意のギタリスト兼ボーカリスト。
ファン・イーチェン(范逸臣) Van

1978年11月3日生まれ。原住民、阿美(アミ)族の血をひく。02年、ファーストアルバム「范逸臣」をリリース、同作に収録された『猟奇的な彼女』の中国版主題歌「I Believe」とドラマ『PIANO』同名主題曲で一躍注目を浴びる。アルバム「信仰愛情」(03)、「愛情程式」(04) 発表、バラードの王子というイメージが定着していたが、一転、ドラマ『惡男宅急電(原題)』(05)ではロックな主題曲を発表。初の映画出演となる本作で、ギターが得意な彼は、実力を余すことなく発揮、ロックテイストの才能を開花させている。本作挿入歌「国境之南」で第45回台湾金馬奨 最佳原創電影歌曲獎 受賞。08年ベストアルバム「無楽不作」発表。08年12月にはゲストに魏監督、本作の共演者らを迎え、夢だった台湾アリーナコンサートを実現。09年、4人の台湾の著名クリエーターによる、オムニバス映画『愛到底(原題)』メーガン・ライ(頼雅妍)と共演。今後の活躍に注目が集まる。


友子
台湾人の「大丈夫」に振り回され爆発寸前の日本人。
田中千絵 Chie Tanaka

1981年8月17日東京生まれ。高校生の時にスカウトされ『美少女H』(98)でドラマデビュー。映画『ピンポン』(02)、『春の雪』(06)に出演。『頭文字<イニシャル> D THE MOVIE』(05)とアジアのスーパースター周杰倫(ジェイ・チョウ)の代表曲「七里香」(04)のMVに出演したことをきっかけに女優として中国語を学ぶ重要性を感じ、06年単身来台。その縁で本作台湾プレミア上映に際し、周杰倫が祝辞を寄せ、話題になる。現在台湾を拠点に活躍中。08年末、台湾Yahoo!による世論調査「2008年台湾マン・オブ・ザ・イヤー」において第三位にランクイン、09年7月ニューズウィーク日本版では「世界が尊敬する日本人100人」に選出。09年、『對不起、我愛你(原題)』『愛到底(原題)』に出演。最新作『愛情36計(原題)』で、中国映画界に進出を果たし、台湾のみならずアジアで幅広く活躍する日本人女優として注目されている。父は、メイクアップアーティストのトニー・タナカ。


60年前の日本人教師、7通のラブレターの綴り主。/日本の歌手・中孝介
中孝介 Kousuke Atari

1980年7月13日生まれ。鹿児島県奄美大島出身。高校生の頃、独学でシマ唄を始める。
EPIC RECORDS JAPANよりシングル「それぞれに」(06年)でデビュー。
「花」(07年)が大ヒット、07年を代表する一曲となり、ファーストアルバム「ユライ花」(07年)はロングセールスを記録。08年10月にはセカンドアルバム「絆歌」を発表し、更に幅広いファンの支持を獲得。09年はシングル「恋」「空が空」を発表しヒットを記録。また、06年には台湾で先行発売アルバム「触動心弦」を発表。 08年には中華圏限定アルバム「心絆情歌」を発表しいずれも、台湾ヒットチャートで一位を獲得。09年7月ニューズウィーク日本版で「世界が尊敬する日本人100人」に選出され、現在、最も注目されている男性シンガーである。本作が映画初出演。


バンドメンバー

茂(ボー)じいさん
80才の郵便配達員。時代の流れに逆らう頑固者だが、実は目立ちたがり屋。他のメンバーにベースが下手だと責められ「挖係國寶(わしは国宝だ)」と返すセリフは映画公開後大ブレイクし、台湾の流行語になる。

リン・ゾンレン(林宗仁) Johnny C.J. LIN
1945年生まれ。中国伝統楽器北管の台湾国宝級奏者。本作で第45回台湾金馬奨 最優秀新人賞に最高齢でノミネートされた。「潮和社」楽団団長。

馬拉桑(マラサン)
地酒「マラサン」を販売するセールスマン。三番目のベース担当者。

マー・ニエンシエン(馬念先) MA Nien-Hsien
1973年生まれ。バンド「糯米団(Sticky Rice)」のギター兼メインボーカルとして活動。インディーズ界の個性的で実力派の音楽人でありながらも、『ラブゴーゴー』(97)や『英勇戦士俏姑娘(原題)』(05)などの映画に出演。本作で、それまでのイメージを覆す演技を見せ、注目を集めた。ユーモラスな彼のキャラクターは台湾人の特徴をよく捉えていると話題になる。

勞馬(ローマー)
外見は強そうで、内心は繊細な台湾原住民警察官。ギター担当。
元々特殊部隊にいたが、今は父親と共に交差点で交通整理にあたる。

ミンション(民雄) Min-Hsiung
99年アルバム「跟著月亮走」をリリース。台湾原住民排灣(パイワン)族出身のミュージシャン。ナチュラルで豪放な中にも耳に残る、揺れ打つような声を持つ。舞台劇『看見太陽』(00)、『城市之光』(02)、『紅伶歌舞劇』(07)、ドラマ『我的名字叫蓮花(原題)』等に出演。 またバラエティー番組「搖滾祖霊」の司会も務める。

水蛙(カエル)
ドラム担当。バイク修理工。
ボスである店長の美人奥さんに片思い。ライブ直前、気合いを入れて髪を赤く染めるが、「バスケの選手かよ!」と茂じいさんにつっこまれる。

イン・ウェイミン(應蔚民)  YING Wei-Min
1970年生まれ。インディーズ系バンド「夾子電動大樂隊(ザ・クリッパーズ)」の元メインボーカリスト。「轉吧!七彩霓虹燈(回れ、ディスコボール)」がヒット。『愛情霊薬B.T.S(原題)』(04)、第41回台湾金馬奨 短編部門グランプリ作品『神奇洗衣機(原題)』(04)、『ダブルイメージ』(06)に出演。多彩な演技で映画監督からの評価も高い。

大大(ダダ)
キーボード担当。
傍若無人、妙にさめた表情と態度でマイペースだが、やさしさと率直さも持ち合わせる。

マイズ(麥子) Joanne
台湾森林小学校卒業。ピアノも演技も正式に習っていないが天性の才能を持つ。本作で歌う「愛你愛到死」はその後、ダダ=麥子と女性2人のユニット<レベッカ・シュー(許同恩)+レン・シャー(夏宇童)>との合唱曲にもなる。